「日本は災害が多い。だから各自防災リュックや食品を備えておこう」
これは、日本に住む方なら誰もが聞いたことのある言葉でしょう。

よく言われるよね!
近年の自然災害は「今までに経験したことがない」というほど大きな被害をもたらしています。
例えば、2024年には能登半島地震、2020年には熊本県を中心とした豪雨がありました。さらに2019年の大型台風は、関東地方を中心に21世紀における国内の台風被害で最悪の規模に。
防災リュックは、こうした災害時にすぐに避難行動に移ることができます。
では、防災用なら何でもリュックに入れておけば良いのでしょうか。
答えは「No」。
世の中には「防災」と名のつく商品がたくさんあるものの、全部リュックに入れていたら、いざというときに「重すぎて持ち運べない」なんてことにもなりかねません。

それ意味ないやん……
そうです、防災リュックは、自分の命をつなぐための最低限の荷物なのです。
「あれもこれも……」と詰めたくなる気持ちもわかりますが、防災リュックで、不自由のない生活を目指すのは無理があるのです。

じゃあ結局何を入れたら良いの?
防災リュックに入れるのは4種類
防災リュックに入れておきたいものは、大きく分けると以下の4つです。
・生き残るため(水や非常食、救急セット)
・情報を得るため(ラジオやバッテリー)
・最低限の暮らしに必要(トイレやライト)
・快適をプラス(耳栓やタオル、ボディシート)
最優先で入れておきたい!勝手にランキング
「イメージはついたけれど、イチから揃えるのは大変そう…」
そこでここからは、最優先でいれておきたいグッズを筆者が勝手にランキングしてみました。
第5位から順にみていきましょう。
第5位 モバイルバッテリー
第5位はモバイルバッテリーです。
現代人にとって「命」ともいえるスマホは、災害時はさらに重要性が高くなります。
充電さえあれば、スマホで生存確認や情報収集が可能ですからね。
そう、充電さえあれば‥‥
だからこそ、モバイルバッテリーが必需品なわけです。
20,000mAhほどの容量があるものなら、スマホを約4回充電できます。
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第4位 ライト
第4位はライトです!
地震は昼間に起こるとは限りません。
ハンディライトやヘッドライトがあれば、夜中に停電になったときにケガのリスクを軽減してくれます。
ちなみに私は、ジェントスのフラッシュライトとヘッドライトを備えています。
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明るさについては、夜の廊下などで試しておくのがおおすめですよ。
また、予備の電池も入れておきましょう。
第3位 メガネ
第3位はメガネ!
人間は情報の約90%を視力から得ている、といわれるほど。視力が悪い方にとって、災害時に何も見えないのは死活問題ですからね。
災害に備えて、防災リュックには必ずメガネを入れておきましょう。
衛生面から、コンタクトはあまりおすすめしません。
第2位 非常用トイレ
第2位は、非常用トイレ!断水でトイレが満足に使えない可能性があります。
万が一に備えて、非常用トイレを必ず準備しておきましょう。
おすすめは、消臭力も高いBOSの非常用トイレセット。
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1度試しましたが、防臭袋も凝固剤もかなり優秀!災害時でも強力に頼りになるでしょう。
女性は、生理用品も忘れずに。
第1位 水と食料
第1位は水と食料です!
やはり生きるために、水と食料は欠かせません。
必要量は人それぞれですが、水は500mlの持ち運びやすいサイズがおすすめです。
避難先でも飲みやすいですしね。
食料は、例えばカロリーメイトや魚肉ソーセージ、inゼリーなどが便利です。普段食べ慣れていて、なおかつ、そのまま食べられるものが良いですね。
まとめ
「防災アイテム、何入れたら良いのかわからん」という方は、まず今回紹介した5つのアイテムから用意してみてはいかがでしょうか。
災害大国・日本に住む限り、地震などの災害は決して他人事じゃありません。
「その日」に向けた備えを、一歩一歩始めていきましょう。