防災リュックを家に備えているからもう大丈夫‥‥というわけにもいかないのが自然災害です。
自然災害は「いつ・どこで」発生するかわかりません。
そのため、万が一のときに生き残るためには、「緊急時にどう動くべきか」について普段から考えることも大切です。
そこで今回は、「こんな時に地震が発生したらどうする?」と題して、映画館とスーパーにいるときにとるべき避難行動についてまとめてみます。

もしものときは、何よりも「身の安全の確保」が最優先!
もし、映画館や劇場にいるときに地震がきたら?

映画館や劇場で注意すべきは、「天井からの落下物」です。
地震がきたら、まずはイスとイスの間にうずくまりしょう。

けれど、もし地震が起きたら真っ暗になったり‥
それは大丈夫。
たとえ停電しても、映画館や劇場では非常灯や誘導灯がつくので安心してくださいね。
揺れがおさまったら、係員の指示に従って避難しましょう。
観客全員が「わー!」とパニックになって出口で押し合えば、二次災害が起こりかねません。
なるべく事前に避難出口を確認しておき、「自分の身を守る」ためにも、人波に流されずに落ち着いて行動することが肝心です。
カバンで頭を守りながら、イスとイスの間に身を隠そう!
もし、デパートやスーパーにいるときに地震がきたら?

デパートやスーパーで注意すべきは、「落下してくる商品」や「倒れてくる陳列棚」です。
地震がきたら、すぐに商品の少ない場所や柱付近に避難しましょう。
このとき、必ずカバンなどで頭を守りながら移動するのを忘れずに。買い物かごを頭から10cmほど浮かせて持てば、簡易ヘルメットとして落下物の衝撃を弱めることもできます。
揺れが収まったら、避難経路を確認して、従業員や係員の指示に従って行動しましょう。
特に食品フロアは多くの人がいるため、パニックが起きやすいことも。

巻き込まれるのは嫌だなー
なので、もしも非常口に人が殺到しているなら、落ち着いて他の出口を探すことをおすすめします。
商品や棚に注意しながら、エレベーターホールや柱付近など落下物の少ない場所に避難しよう!
まとめ
もしものときの行動は、覚えていて損はありません。
どこにいても対応できるように普段からシュミレーションしておきましょう。
次回は、「こんな時に地震が発生したらどうする?【入浴中&エレベーター編】」をお届けします!
お楽しみに!