マニアックすぎる「鳥展」が最高だった話

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2026年6月9日、特別展 「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」 を見に行ってきた。

「鳥って…」と思われる方もいるだろう。

動物園や犬猫カフェならまだしも、鳥だけを展示しているところなんて、マニアックすぎないか?

結論から言うと、大満足でした。

個人的には、むしろ大興奮の嵐。

「地球には、こんなにも鳥がいるのか」と思うほどの大量の鳥の剥製や、「こんな見た目で、鳥の仲間?」と思わず前のめりになる展示物があったんですよ!

すみません、ちょっと最初から興奮しすぎましたね。

落ち着いて、順を打ってお伝えしよう。

会場は、大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(長居公園)。

所詮は「鳥でしょ」と、舐めることなかれ。

「一生分の鳥が見られる」というキャッチコピー!そして、鳥の起源や化石の展示!

さらに約400点以上の、世界中の多様な鳥の姿が飾られており、見ていて飽きない。

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展示はまず、鳥の起源の話からだ。

ここでは、恐竜から鳥へ、という進化の流れが説明されており、鳥の先祖とされる恐竜の化石が展示されていた。

今回の展示の目玉のひとつが、史上最大級の飛べる鳥といわれる「ペラゴルニス・サンデルシ」の実物大の模型である。

かなり大きい!

2600万年前に生きていた鳥で、翼を広げた長さは、なんと7m。しかも、嘴には歯のような突起もある。

「たとえ手なづけても、一瞬で血だらけになりそうだな…」と感じたのは、きっと私だけではないはず。

実物大の復元模型の作成は世界初挑戦だそうで、専門家の方々の努力に頭が下がるばかりである。

そしてその後足を進めると、現生の鳥類たちの展示が続く。

とにかく、鳥、鳥、鳥!!!!!

今にも動き出しそうな鳥たちに、テンションが上がる。

どこにこれだけ保管していたのだろうか。それにしても、多い…。

ペンギン目だけでも、こんなにたくさんの剥製。

水族館でペンギンは見慣れていた気がするが、イメージしていたよりも巨大である。

しかも、なんとも愛らしい表情。足まで可愛い。

それに比べると、ペリカン目はさすがに精悍で、「なんとしても魚を掴んでやるぜ!」みたいな雰囲気がある。

ちなみに、街中でよく見かけるサギにも、種類ごとに採食方法が異なる。

例えば、ゴイサギは水面で嘴を振動させて魚を誘い、ササゴイは、昆虫やパンくずなどのおとりを水面に浮かべて待ち伏せするとか。

そうだったのか!

なんとまぁ器用なことである。

また、鳥は、人間と同じく視覚をもとに外界を捉える動物だが、人間は全体を大雑把に捉えるのに対して、鳥は微細な部分にこだわった捉え方をしているとか。

例えば、ハトは「日本画」と「洋画」の区別を一旦学習すれば、初めて見た絵でも簡単に見分けられるらしい。

すごいな、ハト!!

私なら、「うーん、なんか高そう!」なんて締まりのない感想で終わりそうなのに。

敗北感で胸がいっぱいである。

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そこから、猛禽類コーナーへ行った私は、思わず「うわぁ」と声を上げた。

ここは、フクロウやら、ワシやらが見やすく並んでいる。

鋭い眼光のワシ!肉を簡単に抉りそうな爪を剥き出しにしたタカ!

この鳥たちに囲まれた空間に入れられたら、5秒でズタズタにされる自信がある。

隣の男子学生も興奮したらしく、ワシの剥製を見て、「俺こいつ飼いたいわー」と言っていた。

いや、ペットにしちゃ生々しすぎやろ。

ほかにも、カモ目やツル目、インコ目やスズメ目など、あらゆる鳥類が展示されていた。

なかでも目にいったのは、フウチョウ。

ゴクラクチョウ(極楽鳥)とも言われるそうで、カラス科に近いそうだ。

そんなフウチョウの風貌だが、これまた、なんと美しいことか!

繁殖期には、オスが綺麗な飾り羽を見せつけながら、メスに派手な求愛ダンスを踊るらしい。

「格好いいもんね、ダンスが上手くてオシャレな男子って!」

案外女子が好きな男子って、人間も鳥もそう変わらないのかもしれないね。

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最後に、カラスの数が減少している影響で、猛禽類が都内でも数を増やしているということも知った。

あまり身近に感じることのない猛禽類だが、案外私たちの近くに暮らしているのかもしれない…。

もしかしたら、明日の朝ゴミ出しをする私の背後から、オオタカが「おい、仕分けが甘いぞ」と監視している可能性だってゼロではないのだ。

特別展 「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」 はもう開催していないが、近くに鳥の展示がきたときは、ぜひ足を運んでみてほしい。

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