朝にウインナーを食べるとたまにお腹壊すよね、という話。

雑学

朝ごはんを簡単にボリューミーかつメニュー豊かにしてくれる「ウインナー」。

パン派もご飯派も、朝からつい食べてしまうという人も多いでしょう。

そんなウインナーを朝から食べた後、お腹を壊してしまうという現象に悩まされてはいませんか?

むしろ食べた方が元気になるよ!」という人はかまいません。というか、羨ましいです。

一方で、「そうそう!別に消費期限が過ぎているわけでもないのに、たまにお腹壊すんだよね」という人は、親近感が湧きますね。きっと朝に美味しくウインナーを食べた後、「ううう……」とトイレに駆け込んだ経験があるはずです。

今回は、「朝からウインナーを食べたら、なぜお腹を壊すのだろう」と1度でも気になったことのある人に読んでもらいたいお話です。

なぜお腹を壊す?考えられる原因

まず、私は朝からウインナーを食べてお腹を壊すからといって、「もう、一生食べない」なんて思っていません。むしろ、なんとか自分のお腹と相談しながらウインナーとこれからの人生仲良く過ごしていきたい派です。

インスタントラーメンのときもそうなんですが、「私は食べない派だから」という人はそっと「戻る」ボタンを押してください。この記事を読まずに、ウマ娘のアニメでも観ていた方がよほど有効に時間を使えますよ。

ちなみに競馬は、ブラッド・スポーツと呼ばれるほど親や親族の血が影響するスポーツです。そんな血統や馬のドラマを楽しみながら観られるのが「ウマ娘」。このアニメを観て、競馬に興味が出たという人はぜひ語り合いましょう。

話がだいぶ脱線しましたね。

それにしても、ウインナーのポテンシャルって凄いと思いませんか?

ご飯と合わせても、パンに挟んでも、スープで煮込んでも、そのまま食べても、どの方法でも美味しいのですから。まさに和洋折衷の食の王様といっても良いくらいです。

みくるの朝ごはんはほぼ毎日「おにぎり」なのですが、具としても最高なんですよね。

さて、ウインナーのポテンシャルについては置いといて、さっそくウインナーを食べるとお腹を壊す理由について考えていきましょう。

この理由には、どうやら「消化不良」と「添加物の存在」が大きく影響しているようです。

消化不良

1つ目の理由は「消化不良」。

ウインナーは豚・牛・鶏のお肉をミンチにして羊腸につめて、ボイルしたもの。そのため、主成分はお肉、つまりタンパク質です。

一方で、加工するときに脂分の多い部位を加工することが多いため、脂肪分」と呼ばれる動物性油脂も普通のお肉よりたっぷり入っています

たとえば、ウインナーの平均的な脂質は

ウインナー100gあたり、約29g

カツオ(秋獲り)100gの脂質が6.2gなので、比べるとウインナーの脂肪分の多さがわかるでしょう。

栄養素別では、炭水化物、タンパク質、脂肪の順に胃にとどまる時間が長く、胃もたれの症状が起こりやすくなっていきます。

つまり、脂質の多いウインナーは、食べるほど胃に負担をかける傾向があるのです。

そのためお肉をミンチ状にしているにもかかわらず、ウインナーは消化不良を起こしやすく、胸焼けや胃もたれ、下痢などが起こりやすいというわけです。

添加物の存在

もう1つの理由は「添加物の存在」。

市販のウインナーは、食品添加物がてんこ盛りといわれています。

なかでも一般的なウインナーに使われている添加物といえば、「亜硝酸ナトリウム」。これは肉の色をよく見せるためのもので、ウインナー以外にハムやベーコンなどにも使われています。

この「亜硝酸ナトリウム」、実は人体にとってあまり良い物質ではありません多量に摂取してしまうと、人体に有害な影響を及ぼしかねない危険なものです。

そのため、厚生労働省では、亜硝酸ナトリウム1日の摂取許可量について以下のように定めています。

0.06mg以下×体重(kg)/日

(参照:指定添加物(規則別表一)のJECFAによる安全性評価

つまり、たとえば体重が60kgの人なら、「3.6mg」が1日に摂取してOKな量ということです。

加工食品での使用基準は以下の通り。

最大0.7mg/1gあたり

シャウエッセン(1本約20g)で、最大量の亜硝酸ナトリウムが使用されているとした場合、1本あたり1.4mg。体重60kgの大人が毎日食べるなら2本までという計算になります。

ようするに、「お腹を壊さない人も食べ過ぎは要注意」ということですね。

なお、ストレスや疲れで胃や腸が弱まっているときは、許容量の範囲でも亜硝酸ナトリウムに刺激を受けることも。普段以上にお腹を壊しやすいので注意しましょう。

「やっぱり食べたい」を叶える、ウインナーの安全な食べ方

ご飯にもパンにも合うウインナーの甘い誘惑には、正直勝てる気がしません。

ですが、カラダのことも考えず無理して食べれば、いつの日かドクターストップがかかってしまう可能性だってあります。

これからの人生も、うまくウインナーと付き合っていきたい…

最後に、そんな人におすすめの「ウインナーの安全な食べ方」について2つの方法を紹介します。

「無塩せき」のものをチョイスしよう

「無塩せき」のものをチョイスしましょう

「無塩せき」とは、亜硝酸ナトリウムなどの発色剤を用いずに製造している加工食を指します。

発色剤を用いない以外の製造過程は基本的に変わらないため、風味などにはそれほど影響はありません。人によっては、肉本来の味がむしろ濃く感じるという人も。

そんな無塩せきウインナーのおすすめは、こちらです。

グリーンマークのウインナー

1つ目は、グリーンマーク」シリーズのウインナーです。

グリーンマークは、無塩せきに加えて無添加なので、「お腹を壊しやすい」大人だけでなく子どもや妊婦も安心して食べられます

とくにあらびきウインナーの食感はプリッとジューシー!ボイルやフライパンで焼くなどさまざまな料理に使いやすい一品です。

また、冷めても固くなりにくいため、お弁当のおかずにも重宝しますよ。


【信州ハム】グリーンマーク あらびきポークウインナー 100g


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モンヴェール農山のウインナー(ソーセージ)

2つ目のおすすめは、「MONT-VERT(モンヴェール農山)」のウインナーです。

モンヴェール農山は、熊本県で農場・ハム工場・レストランを経営されています。レストランで提供されるお肉は、モンヴェール農山がもつ農場で安全にこだわって育てられた「モンヴェールポーク」というブランド豚。

オンラインショップでは、そんな「モンヴェールポーク」を加工したウインナーやソーセージが購入できます

なかでも、チューリンガーというタイプはマジョラムというスパイスが使われており、ビールのお供にばっちり。

肉の食感が強く、噛むほどクセのある味なので、ウインナー・ソーセージ好きにはぜひ味わってほしい一品です。


【当店オススメ】バーベキュー 自家製ソーセージ 無塩せき 粗挽き ウインナー 肉汁【チューリンガー】増量剤 保存料 発色剤 無添加 無塩漬 マジョラン ブランド豚 焼きソーセージ 手作り 国産 熊本県産 ドイツ製法 豚肉 お取り寄せ グルメ 食品 九州


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添加物を極力減らして食べよう

調理前のひと手間で、添加物を軽減させて食べましょう。

「どうしてもスーパーで売っているウインナーが食べたい!」という人は、調理のときにひと手間加えましょう。それだけで、添加物を少なくできます

その方法とは、以下の2つをするだけ。

1.ウインナーに約3ヶ所切リ込みをいれる

2.1分ほどお湯で茹でる

これだけで、ウインナーに含まれた保存料や発色剤、リン酸塩など添加物が少しずつ溶け出してくれるのです。

このとき、使用したお湯はかならず捨てましょう。流れ出した添加物だらけですから。

別の料理に利用して、体内に摂取しては元も子もありません

この方法を使えば塩分も減らす事ができるので、塩分を気にしている人にもおすすめです。

ウインナーはツンデレな相棒と心得よ!

ウインナーは、

  • お腹を壊す「ツン」な面
  • 何と合わせても美味しさ満点な「デレ」な面

の2面を合わせ持つ食材です。

そんなウインナーを食べるなら、「調理前にひと手間かけられるもしくは「トイレの時間をしっかり確保できる」タイミングがベストでしょう。

胃や腸が弱っていないときに食べることもポイントですね。

なお、ウインナーだけでなく普通に肉を食べても下痢になる、などという人はアレルギーかもしれません。自分のカラダを把握するためにも、1度病院で検査してみることをおすすめします。

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