前回の記事では、成長したいなら成功体験が大きなカギであるとお伝えしました。
なので、そろそろ「じゃあ、どうやって成功体験を積み重ねればいいの?」と気になっている人も多いはずでしょう。
成功体験は、試験に受かる、試合に勝つなどのイベント事だけがすべてではありません。日々の習慣で十分積み重ねることができます。
大切なのは、成功の規模ではなくて、自分が決めたことを「継続」させることなんです!!
そこで今回は、私が実際にやっている2つの成功体験についてご紹介します。
成功体験を積み重ねる方法①|良い習慣(癖)を味方につける
ひとつめは、運動や読書、新しいことへの挑戦など良い習慣(癖)を味方につけることです。
たとえば、無駄使いをせずに投資や株などを勉強していれば、やがて知恵がつき、生活習慣や考え方などが変化していきます。
一方、「今が良ければそれでいい」とばかりに計画性もなく過ごせば、自分に自信をもつどころか何も残りません。
私たちの考え方や行動、顔つきや体つきは、習慣によってできています。すなわち、習慣次第で、人生は良い方にも悪い方にも向かってしまうと言っても良いくらいなのです。
古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスはこう言っています。
「人は習慣によってつくられる。優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる」
習慣を定着させるコツ
うまく習慣化させたいなら、身につけたい習慣のさらに小さな目標をたてましょう!
コツはたった、これだけです。
なるべく、モチベーションや意思に頼らずにおこなえる目標をつくってくださいね。
たとえば、
- 読書の習慣を身につけたいなら、1日1ページ読む
- 中国語の勉強を習慣づけたいなら、1日5単語だけ覚える
- 筋トレを習慣づけたいなら、1日1回スクワットする
- 早起きの習慣をつけたいのなら、いつもより10分前に設定する
これなら、楽そうじゃありませんか?
「今日はやる気マックスだ!」というときなら、きっと物足りないはずです。
一方、「今日は疲れたな」「最近毎日忙しい」というときでも、これぐらいならできそうな気がしませんか?
習慣を定着させるためには、毎日続けることが大切なのです。
サインが出たら、次のステップへ
もちろん、1日に1回のスクワットだけなら筋肉不足は解消されません。けれど、1日1回のスクワットを毎日続けていれば、やることが当たり前になってきますよね。
そして、
・しない方が違和感を覚える
・その行動が自分の一部になる
・無意識におこなっている
・することが日常になる
これらのサインが出たなら、次はもう少し上の目標を設定しましょう。
そうして少しずつ、自分でハードルを上げながら、なおかつ自分で決めたことを守っていけば、ひとつひとつが成功体験となります。
習慣化することで「自信」が生まれ、自信が積み重なることで「自分への信頼」も生まれるのです。
成功体験を積み重ねる方法②|就寝前に成功記録を書く
ふたつめは、就寝前に1日の成功体験を記録することです。
1日の終わりに、その日自分がうまくできたことを文字として書き出してみるのです。
内容は、どんな小さいことでもかまいません。
たとえば、
- プレゼンがうまくいった
- 資格に合格した
- いつもよりも10分早く駅に着いた
- 同僚にアドバイスを求められた
- ありがとうと言われた
など、何でもOK。
そして、定期的に成功記録を読み返しましょう。
そうすれば、自分がいかに成功したか、どんなに頑張っているかを客観的に見ることができるでしょう。読んでいくうちに、自分に自信が持てるようになるはずです。
自信過剰は何事にも大敵ですが、ほどよい自信はかならずプラスに働きますよ。
自分との約束を守ろう
とにかく大切なのは、自分でやると決めたことを毎日淡々と続けることです。
それは、だれでもできるかんたんなことでかまいません。
最初の小さな成功は、次の成功を後押ししてくれます。
そして成功が連鎖していけば、あなたの心の中に大きな変化が生まれ、その変化は、ワンランク上の自分になるための重要なカギになります。
継続は力なり!どんな成功者でも努力の継続なくしてうまくいった人などいません。
自分が望むワンランク上の自分になるために、「自分との約束」を習慣化してみてはいかがでしょうか。
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