お久しぶりです、みくるです。
新型コロナはまだまだ世界で猛威を奮っていますね。感染拡大による影響がいつまで続くかわからないという不安な状況下で、どうしても気持ちが落ち込んでしまうという人も多いでしょう。
もう気分が落ち込んで辛い…
なんだかずっとイライラする…
など、心がお疲れモードになっていませんか？
心に潤いが不足すると、世界が途端に色褪せて見えてしまうもの。
そんな毎日を頑張っているあなたに、心がリフレッシュするオススメの映画を、私の感想も交えながら４つ紹介します。
コロナのおはなし
映画の前に、ちょっとコロナについてのお話を。
Twitterではお伝えしましたが、実は私、去年末に家族内クラスターでコロナに感染して寝込んでいました。多くの方から心配と励ましのお言葉をいただきまして、本当に心強かったです。ありがとうございました。
巷では「コロナは風邪程度だから」なんて情報もありますが、実際に感染した者として思うことは、発症すれば、今まで経験したことない苦しさと先がわからない不安が待っているということです。
私の主な症状は、熱は39°台を更新し、5〜10分話せば咳が止まらず、いつまでたっても味と臭いはゼロという状態。
無味無臭の世界は、本当に味気ない世界でした。
試しにスプーン1杯分のわさびやからし、マスタードなどを頬張っても、本当に何も感じないんです。辛いもの全般苦手なのに舌もピリっとした程度だったので、痛覚も弱っていた気がします。なので、当然食欲はなくなる一方で、摂取しやすいウィダーインゼリーを主食とする毎日でした。
幸い、今は熱も下がり、呼吸も大分回復。味覚嗅覚の方も今では7〜8割ほど戻っていますが、たとえばカレーの味やあんこの味など、味のわからない分野もいくつかあります。
正直ここまで後遺症に悩まされるとは思いませんでしたが、完全回復を目指してただ走っていくのみです。
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心がリフレッシュするオススメの映画3選
それでは、さっそく紹介していきましょう。
ここで紹介したいのは、以下の3つです。
・イエスマン”YES”は人生のパスワード
・10日間で男を上手にフル方法
・嘘八百
映画の世界に２時間どっぷりハマれば、きっと心のモヤモヤもいつの間にか吹き飛んでしまいますよ！
イエスマン”YES”は人生のパスワード
「イエスマン”YES”は人生のパスワード」は、Noしか言わない後ろ向き人生を送る主人公が、「YES」と言い始めたことから全てが変わっていくというコメディ映画です。
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簡単なあらすじ
何事にも面倒くさがりで、友人の誘いやパーティーなどなんでも「先約が」「時間がない」など、Noばかりの主人公カール（ジムキャリー）。ある日知り合いに誘われて「イエスマン」となるセミナーに参加し、そこで、「Noと今後断ったら悪いことが起きる」という暗示にかけられてしまいます。
全てを受け入れるイエスマンとしての新しい人生が始まってから、どんどん人生が明るくなったと感じるカール。
果たして、何に対しても「YES」と答える人生で全てがうまくいくのか…。
観た感想：明日を変えたいなら、その答えの先は「YES」
さすがはジムキャリー！というほど、カールの表情がみるみるうちに変わっていく様が、見ていて楽しい作品です。
なかでも、作中のセリフで「この世は遊び場よ、子どもの頃は知っていたのに、みんな忘れちゃう」という言葉に心が軽くなりました。
私自身、ついつい面倒くさいことは後回しにしたり、断ったりすることが多いんですが、それじゃ人生もったいない。普段の自分なら選ばない選択肢をあえて選んでいくことの大切さ、チャレンジ精神をあらためて思い出させてくれます。
たった1つの言葉で人生は如何ようにも変えられるんだと、前向きな元気をくれる刺激的な作品です。
10日間で男を上手にフル方法
「10日間で男を上手にフル方法」は、男女のすれ違いや恋愛あるあるがふんだんに盛り込まれ、バカバカしくも時折キュンとしてしまう王道のラブコメディ映画です。
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簡単なあらすじ
主人公の人気女性誌の編集者アンディ（ケイト・ハドソン）は、ある日恋愛の「ハウ・ツー」企画として、「男に10日間でわざと振られて」その体験をコラムにするという仕事を請け負ってしまいます。
一方同じ時期に、NYで広告会社に勤めるベン（マシュー・マコノヒー）は、「10日間で恋人を作れば仕事を与える」という賭けが始まっていました。
こんな２人がパーティーで出会ってから、ストーリーは動き出します。
つまり、こんな構図になるわけです。
「10日間に男をふられる」ために恋愛NG行動を試す女
VS
「10日間で女を落とす」ために多くを我慢する男
お互いに、正反対の思惑を秘めながら攻防する2人の結末はいかに…。
観た感想：１度は考えたことがある「恋愛あるある」が満載
嫌われ行動が本当にやりすぎで、観ていて痛快な作品です。
しかも、その行動の多くが、女性なら共感できちゃうような、1度は考えたことある女性の過激な恋愛あるある行動なんですよね。
たとえば、
- 留守電に大量のメッセージを残していたり
- 男同士の付き合いに突然訪問してみたり。
そんな行動がだんだんヒートアップしていくんです。
「いや、さすがに彼女にこのままでされると絶対逃げたくなるよね」と思える行動も必死に耐え抜くベンの姿に、同情さえしてしまうぐらいでした。
内容自体は王道のラブコメですが、ストーリーの進み具合にスピード感があって、飽きさせない構成となっています。
笑って泣いて、ちょっぴり切ないけど最後はハッピーになれる、そんなテンポの良い作品です。
嘘八百
「嘘八百」は、冴えない詐欺師と陶芸家が業界の大物相手に一世一代の勝負に挑む、痛快仕返しコメディ映画です。
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簡単なあらすじ
千利休生誕の地・大阪府堺市へ出張買取に訪れていた古美術商：獺を営む小池則夫（中井貴一）。そこで「幻の利休の黒楽茶碗」の贋作をつかまされるも、その贋作を作った陶芸家・野田佐助（佐々木蔵之介）と自分は、過去に同じ大御所鑑定士に騙されたという共通点がありました。
そこで、野田佐助の腕を見込んだ小池則夫は、タッグを組んで、大物鑑定士に一泡吹かせてやるために壮大な騙し合いを考えはじめ…。
観た感想：「狐と狸の化かし合い」をゆるく楽しめる
基本的にお互いの腹を探りながらの騙し合いという、仕返しコメディの王道パターンですが、観た後のスッキリ感が非常に心地良い作品です。
映画中によくある中だるみの瞬間もなく、テンポ良く進み、ずっとワクワク観ていられる作品で、本当に見事です。
中井貴一&佐々木蔵之介というおじさん２人のコンビの息も絶妙で、途中からもうこの２人の虜になっていました。自分の好きなものにこだわりや情熱がある人間ってやっぱり格好いいな、と。
また、地味にすごい点は、結構本物の歴史資料が映画内で使われていたというところです。
たとえば、映画内で紹介されていた「住吉祭礼図屏風」は堺市博物館のものですし、「さかいの利晶の社」に展示されているものも随所見られます。こうした本物を使う撮影陣の努力も作品の面白さを引き立てているのでしょう。
古美術という題材の割に小難しい話ではないので、リラックスしながら観れますよ。元気の出る軽めのコメディ映画を観たい人にオススメです。
〜番外編〜
ソーセージ・パーティ
「ソーセージ・パーティ」はU-NEXTでは配信されていないのですが、「ザ・B級映画」感が漂いすぎ&ふりきった下ネタ満載のアメリカンコメディ映画です。
R１５+指定の作品で、くだらない下ネタを受け入れられる人はきっと笑い転げるでしょう！一方、下ネタ苦手な人は「絶対に手を出しちゃだめ！」という分かりやすい作品です。
【中古】DVD▼ソーセージ パーティー▽レンタル落ち
簡単なあらすじ
スーパーマーケットで、今日も客に選ばれて、「スーパーの外の世界」に行くことを夢見て待ち続ける食材たち。
主人公であるソーセージのフランクも、恋人のパンと結ばれ、外の世界でホットドッグになって幸せに暮らすという未来を信じていました。しかし、外に出た食材たちに待っていたのは、あまりにも残酷な世界だったのです。
真実を知ったフランクは、スーパーマーケットの食材たちにこの恐ろしさを伝えようとするのですが…。
観た感想：下劣と真面目がミックスされた奇抜な世界
まるで中学生がつくったかのような、下ネタのオンパレードのアメリカ産CGエロ映画。当然です、なんたってソーセージをアレにみたてているのですから。
けれど、ただの下ネタ映画かと思いきや、食材が人間に復讐するというストーリーなんですよね。「すべての物には魂が宿る」というアニミズムをもとに、食材たちを擬人化しています。
そうなると、人が何気なくおこなう調理や食事というワンシーンも、される側はたまったもんじゃないわけです。
ジャガイモは自分の皮をむかれ、ソーセージは体を真っ二つに裂かれ…。
台所が食卓が、この上なく恐ろしい大量虐殺の現場へと変貌してしまいます。子どもが観たら「もう僕、一生ご飯食べない」とか言い出しちゃいそうな気もしますね。
また、スーパーマーケットはさながら世界の縮図のように描かれているのも興味深いところ。ユダヤ系、インディアン系、メキシコ系など世界の食材が集まり、トランスジェンダーや宗教、戦争、人種など入り乱れた個性豊かな世界をスーパーマーケット内で作り上げているんです。
そう考えると、食材たちの対立をすべて「和解と協力」に導いた結果が最後のオチだったと考えれば、素晴らしい締めくくり方だったといえるかもしれませんね。エロは世界を救うんだ、と。（大真面目）
といっても、全体的には下ネタ満載な映画なので、カップルで観るというよりも、家で１人もしくは女子会など同性同士で思い切り笑いながら観てほしい作品です。
たまには真面目スイッチをオフにしよう！
今回は、コロナに疲れた体と心をリフレッシュさせる映画４選について紹介しました。
元気で過ごすためには、リフレッシュする時間が大切です。
とくに映画は、心をリフレッシュさせてくれるビタミン剤のようなもの。弱音を吐かずに頑張ることも大切ですが、長い人生でたまの2時間くらいサボってもバチは当たりません。
軽く息抜きしたいと思ったときには、ぜひ参考にしてくださいね。
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